多摩北部に位置する昆虫バカセフィールド
では、9月が近づく頃、ハラビロカマキリが
樹液で目立つようになり、らに9月を過ぎる
につれ、オオスズメバチも樹液で目立ち始め
ます。
そのような樹液では コクワガタ、ノコギリ
クワガタ、ヒラタクワガタが依然として躍動
し、真夏とは違った樹液の賑わいを楽しめま
す。今年は猛暑がつづいているので、どうな
るのか?
2023年8月31日夕方 17時30分頃、気温は29℃
仕事で福井に向かう途中、北陸本線の長浜で途中下車し、琵琶湖畔をウォッチングしました。
余談ですが、今携わっている仕事は、とある工場で稼働中の油圧機械10数台の電力を低減化するもので、狙い通りうまくいけば電力は現状より40%前後低減し、温暖化対策につながり、人間のため、さらには昆虫のために役立つものだから、とてもやり甲斐(大義名分)を感じています。
長浜付近の琵琶湖畔から眺める琵琶湖は、水平線が目線の左右一杯に広がり、まるで海のようでした。
後ろを振り返ると、滋賀県の最高峰 伊吹山がそびえ立っていました。
湖畔には、ヤナギやオニグルミ(写真)が多く生えていて、オニグルミには、実(クルミ)が実っていました。
オニグルミの幹では、昆虫バカセフィールドでもよく見かける キマダラカメムシが見つかりました。写真-左が成虫、右が幼虫です。
このカメムシは、もともと東南アジアからタイワンにかけて棲息していましたが、日本には江戸時代に長崎・出島から侵入し、長らくその界隈だけに留まった後、近年になって少しづつ北上し続けています。 だから これらの個体は、昆虫バカセフィールドで見つかる個体の先輩(血)筋にあたると思われます。
このあたりの湖畔一帯では、まだ明るい時間帯にも関わらず、スズムシが大輪唱していました。スズムシは昆虫バカセフィールドには棲息していないので、とても新鮮に感じました。
姿が見えないか?と草原を凝視すると、セスジイトトンボの雄が見つかりました。
さらに凝視すると、こんどはセスジイトトンボの雌が見つかりました。
スズムシの輪唱音が最も盛んな音源を辿ると、ヒメシロネなどの植物が生い茂る根元付近に行き着きました。どうも この植物らの下は、護岸強化用に人工的に置かれた大きな石が敷き詰められているようでした。
植物の根の下の大きな石間の暗い隙間に スズムシは潜んで、輪唱していました。
2023年9月4日夜 19時45分~20時10分、気温27.5℃
クワガタ達の断末魔のオアシスを後にして、団地前のクヌギを覗きました。ここは、今夜もコクワガタとゲジの2色でした。
コクワガタの個体数は、相変わらず2桁でした。
表230904-2には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて、ほったらかしの森を覗いてみました。
全体的に、アオマツムシの”りー”と鳴り響く暗騒音以外はシーンと静まった森の中で、ただ1本だけ昆虫達が集まるクヌギを覗くと、先ず 大きなノコギリクワガタの雄が目に入りました。
その1mほど上には、コクワガタが群れて居ました。次の写真には、6匹ほど 雄が写っていました。
クヌギにしては 幹がゴツゴツしているので、葉の形を調べると、やはり(アキニレなどではなく)クヌギでした。
幹を這う蔦科?の植物の葉には、ハラビロカミキリがとまっていました。羽化したてなのかもしれません。
表230904-3には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 15 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
この木は、現時点で昆虫バカセフィールドで、集クワ力(クワガタを寄せ集める力が)No.1です。見つかったノコギリクワガタ2匹はどちらも、大歯型でした。
さいごに、昆虫達の飲み屋の森に入りました。今年最初(4月19日)にクワガタ(コクワガタの雌)が見つかったクヌギを覗くと、コクワガタの雄が1匹見つかりました。
樹液が浸み出ている様子はなく、今年この木は5月過ぎ頃まで活性でしたが、その後はずっと不活性でした。同じクヌギでも樹液の浸み出方は、木によって個性があります。
他にノーマークのクヌギでは、シラホシハナムグリが群れていました(写真には3匹写っていますが、合計7匹見つかりました)。
シラホシハナムグリは、今夜この木でのみ見つかりました。
2023年9月7日夜 19時35分、気温は25.8℃
ほったらかしの森に入り、例のクヌギに近づくと、思わず「ウヮ~」と声が出るほど、クワガタらしき甲虫が幹に群れ付いていました。
さらに上の方まで、群れていました。右の小枝には、ハラビロカマキリの姿も見えます。
群れているクワガタの大半がノコギリクワガタです。中央にノコギリクワガタの大きな雄から成るペア、その左下に雌が見えます。
さらに左下では、ノコギリクワガタの小さな雄から成るペアが見えます。
少し上では、ノコギリクワガタの大きな単独の雄、その左には、カブトムシの雌が見えます。
さらに上では、少なくとも3匹のノコギリクワガタの比較的大きな雄が見えます。(右の小枝には、ハラビロカマキリの姿も見えます。)
これ以外にも、幹に沿って生える蔦科の植物の幹に沿って、コクワガタが多数見つかりました(写真はその内の1匹)。
同じように、小さなノコギリクワガタも複数見つかりました。
根元に近い樹液では、センチコガネが2匹(互いに少し離れて)見つかりました。
この木が、カシナガ(カシノナガキクイムシ)に犯されている証拠です。
表230907-2には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 8 | 12 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
つづいて、団地前のクヌギを覗くと、相変わらず(最近の傾向どおり)コクワガタが群れていました。
目の前では、洞に潜むコクワガタの雌をガードするように雄が守っていました。この雄は、近づく別の雄を蹴散らしていました。
表230907-3には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
現在 ここ団地前のクヌギで見つかるコクワガタの個体数は、昆虫バカセフィールド随一ですが、コクワガタしか見つからないことが不思議です。
2023年9月11日夜 19時30分、気温は26.7℃
クワガタ達のオアシスにつづいて、ほったらかしの森の蔦が這うクヌギを覗くと、目線の位置よりやや上に、比較的大きなノコギリクワガタがいました。
その上を見上げると、目線より2mほど上では、クワガタが(写真では)10匹付いていました。その内1ペアを含む4匹がノコギリクワガタです。
その時は気が付きませんでしたが、写真の左側に、グレーの昆虫が写っていました。
「蛾かな?」と思い拡大すると、体がグレーで前翅がブラック、目はレッドのハラビロカマキリのようでした。これ以上は確認しようがないので定かではありませんが、
ほんとにグレーとブラックのツートン色のハラビロカマキリなら、大変珍しいと思います。
さらに上を見上げると、目線より3mほど上では、ノコギリクワガタの比較的大きな雄から成るペアが確認できました。
右側面・目線よりやや下では、蔦の陰で、ノコギリクワガタの比較的小さな雄から成るペアが見つかりました。
その上の 丁度目線の位置当たりの蔦の陰では、多くのコクワガタが出たり入ったり潜んだりしていました。
さらにその上の 目線より1mほど上では、ハラビロカマキリの雌が獲物を待ち伏せていました。その周囲を比較的大きなコクワガタがウロウロしていました。
ハラビロカマキリは、コクワガタが目前を通っても、反応しません。横を通った時に一度だけ”ガン見”していましたが、すぐそっぽを向いてしまいました。
前から不思議に思っていますが、ハラビロカマキリはクワガタを一切襲いません。大きなアブラゼミを狩り、比較的小さく動くものは何でも餌と認識するはずなのに、小さなコクワガタを含めてクワガタを襲わないのは何故なのか?
試しに 奥さんに尋ねたら、「まずいからじゃないの?」と言っていました。そうだとして、そのことをどうして知ったのか(一度学習したのか)? 不思議です。
表230911-2には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 18 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
つづいて、団地前のクヌギを覗くと、目線より1mほど上の樹液では、コクワガタの比較的大きな雄と2匹の雌、少し離れてやや小さな雄がいました。
その下 目線の位置にある樹液では、コクワガタのかなり大きな雄と雌、小さな雄がいました。
しばらく眺めていると、下の樹液の大きな雄が、上の樹液に向かって這い上がって行きました。「これは戦いになるかな?」と思い、ビデオを回しました。
<ラウンド1>
下から上がってきた雄(侵入者)は最初、 上の雄の横をスルーしてフリーの雌に近づきましたが、その雌を気に入らなかったのか、改めて(別の雌と一緒にいた上の)雄の方へ向かって方向転換したとたん、やはり戦いが始まりました。
<ラウンド2>
上の雄は下手、侵入者は上手で組み合ったまま、一進一退の攻防がつづきました。
<ラウンド3>
侵入者は、体を右周りに回転させて上側になり、素早い動きで上の雄の下に大顎を入れ、すくい投げで上の雄を投げ落しました。そして、上の雄の彼女を奪いました。
コクワガタ同士の戦いは長丁場になる場合が多く、今年5月(丁度 大相撲5月場所が開催されている時)の大一番につづいて、今回も(丁度 大相撲秋場所が開催されている時に)より重量級の大一番が見られました。
表2309011-3には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2023年9月12日夜 18時55分、気温は26.7度
昨夜見たグレーのボディにブラックの前翅、レッドアイのカマキリを、もう一度確認しようと、柄の長い捕虫網を持って ほったらかしの森に入りました。
まず 木の周囲を 弱いハンドライトを照らしながら ざっと確認すると、今夜は時間が速いためか、右側面でモンスズメバチが2匹 樹液を吸っていました。
「こいつらは攻撃性が強いから、まずいな」と思いながら、
正面 目線より2mほど上を見上げると、今夜もノコギリクワガタやコクワガタが15匹ほど群れていました。
ここから距離的にはわずか400mほどしか離れていない団地前のクヌギでは、ここのところずっとコクワガタしか集まらないのに、この木では毎夜、多くのノコギリクワガタが集まります。何が違うのか?不思議です。
しかし、お目当てのカマキリは見当たりません。右の葉が茂る場所には(写真からも分るように)、通常色のはハラビロカマキリは潜んでいましたが。
「まあ、じっくり探すか」と思った矢先、1匹のモンスズメバチが突如攻撃してきました。執拗に昆虫バカセの体に突っ込んで来ました。
刺されないように、体を出来る限り俊敏に回転動作させながら逃げるのが精一杯でした。木から30mほど離れるまで追ってきたので、昆虫バカセの(珍しいカマキリを確認したい好奇)心は一気に折れてしまいました。「今夜はあきらめよう」と、森を後にしました。
次に気分転換を兼ねて、久しぶりにヤナギ林を覗きました。
枝先のヤナギ、洞があるヤナギ、クネクネしたヤナギ どれも乾燥していて昆虫の気配がありません。結局ここでは、いつもはノーマークのヤナギで、コクワガタが1ペア見つかっただけでした。
つづいて 久しぶりにシラカシを覗きました。正面、目線より1.5mほど上の枝分かれしたところで、コクワガタらしきクワガタが群れていました。
右側面、2mほど上の樹液には、コクワガタの雄が3匹集まっていました。2匹は、丁度大顎を突き合せて戦っていました。
あとは 点々と様々な位置で、コクワガタが見つかりました。一番賑やかな正面の枝分かれしたところをもう一度覗くと、白い大きな顔が見えました。
最初は”シロスジカミキリか”と驚きましたが、種類は不明ですが、スズメ蛾のようです。
表230912-1には、今夜 ここシラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シラカシ | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 苔むしたクヌギを覗くと、コクワガタが僅かに1匹だけ見つかりました。
しかし 樹液はわりと浸み出ている様子で、根元の樹液では ハグルマトモエが久しぶりに見つかりました。
今年はこの時期に思いの他、ハラビロカマキリを見かけません。彼らの格好の獲物となる蛾も樹液であまり見かけません。これらのことは相関があると感じています。
表230912-2には、今夜 ここ苔むしたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 苔むした クヌギ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 先日 (この辺りを2日に一度ぐらいクワガタを見て回ってらっしゃる)Oさんから教えてもらったシラカシ(以降は第2シラカシ)を覗こうと、木に近づきました。
この木は薄気味悪く、異様な雰囲気を醸し出していました。しかし 木に近づいた時点で、クワガタの気配を感じました。
黒く滲みているようなところ(樹液)が2箇所あって、上の方では、ノコギリクワガタの雄が吸い付いていました。
今夜、ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギ以外では、初めて遭遇したノコギリクワガタです。
下の方では、樹液の周囲でコクワガタの雄が見つかりました。
他には、コクワガタのペアも見つかりました。
表230912-3には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
これからの(徐々にクワガタなどが減少する)時期、このポイントも注目したいと思います。
つづいて クヌギ林に入り、クヌギの大木を覗くと、ハラビロカマキリのお腹が膨らんだ雌が蛾らしきを食べていました。蛾らしき獲物は、もう尾の先を残すばかりに食べ尽くされていました。
樹液を吸うウンモンクチバの横で、洞に上半身を突っ込んだ状態のクワガタが見つかりました。
ワンチャン、ヒラタクワガタかなと思いましたが、コクワガタでした。
右の触角と右前足が欠けた、体格の割に大顎がストレート気味に細長い、何となくやつれたコクワガタも見つかりました。
No.3のクヌギでは、2匹のハラビロカマキリの雌が至近距離で、互いに獲物を待ち伏せしている様子でした。
<昆虫バカセフィールドのヒラタクワガタ
2023年57回目の遭遇>
ふと カマキリの下、根本付近では、またも上半身を洞に突っ込んだ比較的大きなクワガタの前翅が見つかりました。
何となく丸みを帯びていて、脚にも重厚さを感じたため、掻き出し棒で一旦取り出してみると、今度はヒラタクワガタでした。強制的に幹にとまらせました。
手にとって確認すると、体長はこの辺で見つかる平均サイズの37mmでした。
今年57回目に遭遇した(49匹目の)、ここクヌギ林では今年初めて遭遇したヒラタクワガタです。昆虫バカセがヒラタクワガタと遭遇した最も遅い記録です。
昆虫バカセフィールドのヒラタクワガタ
2023年58回目の遭遇は
ここをクリックしてください!
表230912-4には、今夜 ここクヌギ林に集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| No.3 のクヌギ | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
| No.4 のクヌギ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| クヌギ の大木 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 合計 | 6 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
つづいて 団地前のクヌギを覗くと、相変わらずコクワガタとゲジが目立ち、無数のゲジが高速で這い回っていました。
ゲジは ところどころで、小さな蛾を捕食していました。
ここへ樹液を吸いに来た小さな蛾は、万に一つも助からないのではないかと思います。
ここは 小さな蛾にとって、さしずめ”地獄”でしょう。
ふと 右側面 根元に近い洞では、またも 上半身を洞に突っ込んだ 比較的大きなクワガタの前翅が見つかりました。
掻き出し棒で 取り出そうと試みましたが、失敗し、洞の奥へ逃げ込まれてしまいました。しかし 骨格が華奢に見えたので、たぶん コクワガタです。
つづいて クワガタ達の断末魔のオアシスに向かいました。今夜は、久しぶりに昆虫バカセフィールド・フルコースウォッチングです。
2023年9月25日夜 19時30分、気温は21.3℃
「ここなら、まだノコギリクワガタも見つかるかな」と思い、9月12日以来 約2週間ぶりにほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを訪れました。
木に近づいた瞬間、昆虫の気配は、やはり(2週間前に比べて)激減していました。ノコギリクワガタはいるかな?と 見上げると、
目線より3mほど上で、ノコギリクワガタ小歯型の雄らしきフォルム(写真・上)と、コクワガタの雄らしき大顎(写真・下)が見つかりました。
コクワガタは、他にも点々と見つかりました。
<昆虫バカセフィールドのヒラタクワガタ
2023年58回目の遭遇> ふと 蔦の隙間で、やや重厚感があるクワガタのお尻が目に入りました。
横向きになりました。体長は大きくなさそうです。
一旦 掻きだし棒で取り出してみると、やはりヒラタクワガタでした。
今年58回目に遭遇した(50匹目の)、ここほったらかしの森のクヌギでは今年2回目に遭遇した、体長32mmのヒラタクワガタです。昆虫バカセがヒラタクワガタと遭遇した最も遅い記録更新です。
昆虫バカセフィールドのヒラタクワガタ
2023年59回目の遭遇は
ここをクリックしてください!
根元付近では、ノコギリクワガタ小歯型の雄が見つかりました。
表230925-2には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 8 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
個体数はめっきり減少したとは言え、ここでは(ここに限り)まだ3種類のクワガタが確認できました。
つづいて 団地前のクヌギを訪れました。
コクワガタは、点々と見つかります。
ハラビロカマキリが、細い枝につかまっていました。前翅の付け根が黒く痛んでいて 動かなかったので、最初は モズの”はやにえ”になったのかな思いましたが、生きていました。
となりの木の葉上では、マエアカスカシノメイガがとまっていました。
葉の色が濃いため、余計にこの蛾の透き通った翅が目立ちました。
表230925-3には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
つづいて、第2シラカシに向かいました。途中、クビキリギス緑色型雄の新成虫が見つかりました。
4月頃見つかった褐色型の成虫が産卵し、5月頃孵化し、その後脱皮を繰り返してようやく成虫になった個体で、このまま冬を越えて来年の4月頃「ジー」と鳴いて 繁殖期に備える予定ですが、緑色型はその殆どが冬季に鳥の餌食になるのか? 春には殆ど見かけません。
第2シラカシでは、樹液で、翅がボロボロのカキバトモエが見つかりました。これでも飛べるのか?と思いましたが、次の瞬間に飛び去りました。
点々とした各樹液には、コクワガタが集まっていました。ここには、比較的大きな蟻も集まっていました。
縦に避けた浅い洞には、小さなクワガタが入っていました。ワンチャン、ヒラタクワガタかなと思いましたが、コクワガタでした。
表230925-4には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて、シラカシを覗きました。
前回(9月12日に)群れていた、目線より1.5mほど上の枝分かれしたところは、既に昆虫の気配が全くなくなっていました。
全体的に閑散としていました。それを象徴するように、コクワガタがクロゴキブリと一緒に、樹液を吸っていました。
表230925-5には、今夜 ここシラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シラカシ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
さいごに ヤナギ林にも寄ってみましたが、やはり全体的に不毛でした。
ただ、枝先のヤナギで1箇所だけ、樹液が少し復活していました。集まっていたのはクロゴキブリでしたが、今後シーズンオフまでに僅かな希望も残りました。
2023年9月27日夜 19時30分、気温は24.5℃
ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを見上げると、一昨日(25日)の倍ぐらいの数のクワガタが付いていました。写真はピンぼけしていますが、13匹以上のクワガタ(おそらく全てコクワガタ)が確認できます。オオスズメバチも確認できます。
特に 蔦の左隙間に沿って、群がっていました。
ノコギリクワガタのペアも確認できました。
ハラビロカマキリの雌が、食べかけの獲物(おそらくオオシマカラスヨトウ)を鎌にぶらさげながら、目の前にいる別のハラビロカマキリ雌を意識していました。
表230927-2には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 15 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
今夜は適温のせいか、クワガタの個体数はここでも、一昨日に対して倍増していました。
つづいて 団地前のクヌギを訪れました。
コクワガタが点々と見つかりました。一昨日見たハラビロカマキリも健在でした。
表230927-3には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2023年9月28日朝 7時、気温は23℃
日課のスズメの餌やりの際、庭を眺めると、珍しくオオカマキリが見つかりました。どこに潜んでるか、分るでしょうか?
境界の柵際の草陰に、潜んでいました。
オオカマキリの雄です。ここは建物に隠れて陽があたらず、獲物がいるとも思えず、何故来たのか分りません。
2023年9月30日夜
夜(渓流)釣りに行っていたKAZU44氏から、夜釣り中に、魚の切り身を餌に 近くの池に仕掛けた 魚獲り用の網籠に、ホンゲンゴロウが多数入っていたと連絡が入りました。
池は、コンクリートなど人工物で覆われてなく、水草が生い茂っていたとのことです(写真は、夜 撮影されたもので、分かり難いですが)。
「網を回収した時、暗いけど、カラカラと音がしたので、”ああ、何匹かいるかなと”思ったら、ほぼホンゲンゴロウで、1匹だけクロゲンゴロウだった」と、KAZU44氏は言っていました。
「こんなに居るのなら、ホンゲンゴロウの希少価値は下がりますね」と 昆虫バカセが返すと、
「いや~、実際なかなか居ないですよ。ほうぼうに釣りに行くときは、いつも見て(網をしかけて)いますが、今までは実際に獲れた試しがないです。しかし、ホンゲンゴロウが育つ環境が残っていて、少し安心しました」と、KAZU44氏は言っていました。
多く獲れた中で、KAZU44氏は15匹(次の写真)を持ち帰って、飼育するそうです。
昆虫バカセは、過去にKAZU44氏に同行して、一度だけホンゲンゴロウを(3匹ぐらい)見たことがありますが、遭遇したのは、その1度だけでした。
感覚的に、ホンゲンゴロウはタガメよりも遭遇しにくい激レアな昆虫だと感じています。ホンゲンゴロウが生き残れる環境が残っていてほんとうに良かった!
2023年10月2日夜 19時25分~、気温は21.3℃
クワガタ達の断末魔のオアシスにつづいて、ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを覗きました。
クヌギを見上げると、まるで真夏のように、クワガタ(殆どがコクワガタ)が数多く付いていました。特に、蔦に沿って群れていました。
片方(左側)の大顎が根元から折れたコクワガタの雄も見つかりました。
正面でも 目線より上で、点々と数多く付いていました。黒い影は、全てクワガタです。ふと 写真の右下隅に、現場では気が付きませんでしたが、グレーのカマキリが写っていました。
拡大すると、例の(9月12日に見た)レッドアイ、グレーボディのハラビロカマキリでした。その後2回ほど再確認に出向いて、その都度スズメバチに攻撃され 追い払われたため、その存在を忘れていました。
ここでまた現れるとは、驚きました。
ところで 10月に入って、ノコギリクワガタはもう居ないか?と探したところ、根元付近で、小さな雄が見つかりました。
さらに 目線より3mほど上で、多くのコクワガタの中に、1匹だけ大きなノコギリクワガタの雄が見つかりました。
すぐ右横の小枝に、通常色のハラビロカマキリの姿も見えます。
さらに ノコギリクワガタの雌らしき前翅のフォルムも、見つかりました。
表231002-1には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 18 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
昆虫バカセフィールドで、この木だけが唯一まだ、昆虫達で真夏の賑わいを見せています。この状況がいつまで続くのか? 続く限り、昆虫バカセのシーズンは終わりません。
つづいて、団地前のクヌギを覗きました。
今夜もコクワガタが点々と、計7匹見つかりました。個体数を確認するのも、ずいぶん容易になりました。
表231002-2には、今夜 ここ団地前のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 団地前 のクヌギ | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2023年10月3日夜 18時50分、気温は22.7℃
今夜こそは、あのグレーボディーにレッドアイのカマキリの正体を確認しようと、ほったらかしの森に入りました。
狙いは、ただあのカマキリのみ。木の高いところにいることを想定して、4mの釣り竿の先に(小魚をすくう小さな)網を取り付けた、昆虫バカセ特性の樹液専用の捕虫網を持参しました。
蔦の生えたクヌギを覗き初めて30秒ほど、想定より下(目線より1.5mほど上)の蔦上で、ターゲットはすぐに見つかりました。
ターゲットは、近くを通る小さな蟻に対しても 前足(鎌を)引いて いちいち反応している、落ち着きのない様子でした。
しばらく自然の状態で観察した後、捕虫網で地面に落としました。その際、意外に足早で(すばしっこく)幹を駈け上がって逃げようとしたため、思いの他苦戦しました。
ボデーから前翅にかけてグレーで目が赤いハラビロカマキリの雌です。以前、最初に確認したときは、背中にあたる前翅が黒く(ブラックとグレーのツートンカラーに)見えましたが、全体的に白みがかったグレーなので、カメラのフラッシュが前翅に反射してそう見えたのかもしれません。
そのまま放置すると、彼女は樹上性のためか、またクヌギを上り始めました。
彼女を左側面から観察すると、前足(鎌)と、前翅の側面はややグリーンがかって見えます。
改めて 背中側から観察すると、かなり白みがかって見えます。
右側面から見ても、やはり 前足(鎌)と、前翅の側面はややグリーンがかって見えます。
昆虫バカセがずっと、じろじろ観察するものだから、肩が凝ったのか? 頭部をストレッチ運動するような仕草を見せました。
なかなか愛嬌のあるカマキリです。
今までに数多くの標準色(黄緑色)以外のハラビロカマキリを確認してきました。今までは それらを十把一絡げにして、”褐色”のハラビロカマキリと呼んでいましたが、実はその配色は個体毎に微妙に異なっていて、様々です。
この白みがかったグレーのハラビロカマキリも、今回初めて確認しました。と思いましたが、過去の記録を調べてみると、今回と近い配色の個体も見つかっていました。
① グレー褐色のハラビロカマキリ-幼虫ここをクリックしてください!
今回の個体の配色と類似しています。
② 緑褐色のハラビロカマキリ-成虫ここをクリックしてください!
③ 薄茶褐色のハラビロカマキリ-成虫ここをクリックしてください!
④ 茶褐色のハラビロカマキリ-成虫ここをクリックしてください!
⑤ 茶褐色のハラビロカマキリ-幼虫ここをクリックしてください!
⑥ 白褐色のハラビロカマキリ-幼虫ここをクリックしてください!
今回と同じ場所なので、ワンチャン 今回と同一個体ではないかと、推測しています。
ところで 今夜もノコギリクワガタを探すと、根元付近で小さな雄が見つかりました。
もう1匹、やはり根元付近で 小さな雄が見つかりました。
表231003-1には、今夜 ここほったらかしの森のクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 20 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
つづいて、期待は薄いと感じながらも、ヤナギ林を覗きました。
前回訪れた時(9月25日)に辛うじて可能性を感じた枝先のヤナギも、樹液は既に枯れていました。
ヒラタクワガタと複数回遭遇したその他の洞があるヤナギも、樹液は枯れていました。
クネクネしたヤナギに限り、樹液は確認できなかったものの、洞の中で小さなコクワガタの雄を確認しました。
表231003-2には、今夜 ヤナギ林のヤナギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クネクネ したヤナギ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
この時期にこの状況では、ヤナギ林の今年の昆虫シーズンは終演しました。
つづいて シラカシを訪れました。
幹の周囲をグルッと一周して、上から下まで眺めて、小さなコクワガタが1匹だけ見つかりました。
表231003-3には、今夜 ここシラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シラカシ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ここシラカシも、どうやら今年の昆虫シーズンは終了したようです。
つづいて 第2シラカシを訪れました。アオマツムシの音色以外はシーンと静まり返った中で、クワガタムシなどがとても見つかるとは思えない異様な雰囲気の木に近づくと、遠くからでも、大きなノコギリクワガタの雄が付いていることが分りました。
近づくと やはり、大歯のノコギリクワガタ雄が樹液に吸い付いていました。10月以降に大歯のノコギリクワガタを確認するのは昨夜(蔦の生えたクヌギ)に続いてですが、過去には無かったことです。これらの状況も未曾有の温暖化の影響かもしれません。
右側面から眺めると、このノコギリクワガタの下の木肌の裂け目に、もう1匹大きなクワガタが潜んでいました。
まず、このノコギリクワガタを接近して眺めると、体がとても綺麗なので、最近発生した個体の可能性があります。
つぎに、木肌の裂け目に潜んだクワガタは、ワンチャン ヒラタかなと期待しましたが、大顎の形状からコクワガタの雄だと分りました。体長は40mm程度はありそうです。
他には、コクワガタのペアが見つかりました。
さらに、コクワガタが点々と見つかりました。
表231003-4には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 7 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
昆虫バカセフィールドで、クワガタムシなど樹液に集まる昆虫をウォッチングできる ポイント木がだんだん限られてきました。
可能性が高い順番(期待度1[低い]~10[高い])に以下のようになります。
① ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギ(期待度8)
② 第2シラカシ(期待度6)
③ クワガタ達のオアシスのNo.3のクヌギ(期待度5)
④ クワガタ達のオアシスのNo.5のクヌギ(期待度4)
⑤ 団地前のクヌギ(期待度3)
⑥ クワガタ達のオアシスのNo.4のクヌギ(期待度3)
⑦ クワガタ達のオアシスのNo.9のクヌギ(期待度2)
2023年10月5日夜 19時頃、気温は19.1℃
ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きました。森のほぼ中央で、多くの雑木に覆われているので、北風の影響は殆どありません。
しかし、この木はこの時期でもクワガタムシで繁盛していて、ついじっと見とれてしまうので、気が付くと体が冷え切っていました。
今年ここを訪れてから今夜初めて、ノコギリクワガタは見つかりませんでした。しかし、今夜も多くのコクワガタが幹のいたるところで、点々と見つかりました。
40mm前後と、比較的大きな雄も多く(5匹程度)見つかりました。
樹皮下や蔦の下にも、多くが潜んでいました。
根元付近でも、見つかりました。
そういえば、今夜はグレーボディにレッドアイのハラビロカマキリは、姿を見せませんでした。
表231005-2には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 団地前のクヌギのクヌギを覗くと、5月20日にここを覗いて以降、樹液に集まる主要な昆虫が 今年初めて見つかりませんでした。
ただ オオスズメバチが1匹、近づく昆虫バカセを(「来るなよ、これ以上は絶対くるなよ」と)威嚇していました。
慣れているとはいえ、注意しなければいけない といつも自分に言い聞かせています。
しかし、今年はオオスズメバチの個体数は例年より少ないと感じています。モンスズメバチばかりが多く見つかります。猛暑と関係しているのかもしれません。
2023年10月10日夜 19時05分、気温は19.9℃
クワガタ達のオアシスでは、森全体でコクワガタが1匹と閑散としていたため、今一番期待ができるほったらかしの森の蔦が生えたクヌギではどうか? 覗いてみました。
「あっ、いた!」、とりあえず 目の前に小さなコクワガタの雄がいました。
そのすぐ近くでも、小さなコクワガタが見つかりました。
さらに その右でも、
上を見上げると、2匹のコクワガタが、
「この木は、いちいち写真に撮る必要が無さそうだな」と悟り、あとはじっくり観察しました。
ミスジマイマイらしきカタツムリがいました。その殻に隠れるように、コクワガタの雄がいました。
蔦に沿った下の方では、3~4匹のコクワガタが群れていました。見つかるコクワガタの殆どが雄ですが、雌も見つかりました。
例のグレーボディーにレッドアイのハラビロカマキリも、達者にしていました。
体長40mmを超えそうな、コクワガタの雄も見つかりました。
蔦に沿った 目線よりやや上でも、複数のコクワガタが見え隠れしていました。
この角度でも、上を見上げると、比較的大きなコクワガタの雄らしき2匹を含んで3匹確認出来ました。
表231010-2には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
やはり この時期、クワガタムシはまだかなり多く棲息しているものの、樹液をよく出す木(ポイント)が極めて限られてくるため、目に付き難いのだろうと、改めて思いました。
それにしても、この時期にコクワガタだけとは言え、確認できただけでも16匹というのは、昆虫バカセとしても初めての経験です。凄い木です!
今夜は、ついでに他のポイントも巡ってみることにしました。
つづいて 1週間ぶりに、第2シラカシを覗きました。近づくと、遠目にも クワガタが確認できました。
そのフォルムから、コクワガタでしょうか?
近づくと、やはりコクワガタのペアでした。
他にも、体長40mmぐらいはありそうな大きなコクワガタの雄がいました。
さらに、泥まみれの小さなコクワガタがいました。左前、左中、右後脚(脚の半分)がありません。ややツルツルして滑りやすそうな樹皮につかまるために、半分の脚で”ふんばって”いるような格好をしていました。がんばれ!。
表231010-3には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ここ(近く)まで来たので(ついでに)、可能性は低いと思いましたが、苔が生えたクヌギを覗きました。
樹液は点々と浸み出ていて、めすらしく オオスズメバチが見つかりました(写真左)。モンスズメバチも3匹ほど見つかりました(写真右)。
モンスズメバチは、黒い縞模様が波打っているので分ります。毒性をふまえた危険度ランキングで上位3種の内の2種です。
昆虫バカセとしては、危険度1位のオオスズメバチよりモンスズメバチの方が怖いです。個体にもよりますが、執拗な攻撃性を有しているのがモンスズメバチです。
今夜は2種共に、大人しくしていてくれました。まあ いざとなったら、鍛えている脚でダュシュして逃げ切る自信がありますが、最近巷では人身事故も多く、自信過剰は危険だと自分に言い聞かせてもいます。
<昆虫バカセフィールドのヒラタクワガタ
2023年60回目の遭遇>
つづいて 駄目もとで、既にシーズンオフに入ったはずのシラカシを覗きました。
3mほど前に近づいた時点で、正面 目線よりやや30cmほど上の幹を這う大きなコクワガタの雄が見つかりました。「まだいたんだ!?」と思いながら 近づくと、ヒラタクワガタでした。
しばらく観察していると、右の方へ向かい、枝分かれした部分の隙間に沿って上がっていきました。
枝分かれした部分には、樹液が浸み出ている様子で、コクワガタの雄らしき姿が確認できました。どうやら、そこへ向かっているようです。
ヒラタクワガタに戻りますが、体長は目視上38mmぐらいです。
今年60回目に遭遇した(52匹目の)、ここシラカシでは雄ばかり 今年7回目に遭遇したヒラタクワガタです。7回(7匹)の内2番目に大きな個体です。体が綺麗なので、8月以降に羽化し9月以降に蛹室から出た個体だと思います。
昆虫バカセがヒラタクワガタと遭遇した最も遅い記録更新です。
今年(2023年に)今までに遭遇した
ヒラタクワガタの傾向のページに
戻る場合はここをクリックしてください!
表231010-4には、今夜 ここシラカシに集まった主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シラカシ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
シラカシ近くのカマキリ草(ヤブカラシ)では、オオカマキリの雄が見つかりました。なんだかやつれていました。
昆虫バカセの直感ですが、交尾を済まし、雌から命からがら逃げ切った個体ではないでしょうか?
最後に ヤナギ林も覗いてみました。ポイントのヤナギを巡った結果、洞が消失したヤナギで、コクワガタが1匹だけ 幹を徘徊していました。
このヤナギには、以前はクワガタがよく集まる洞がありましたが、今は消失してしまいました。ヤナギの洞は、出現したり消失したりを著しく繰り返す傾向があります。
ヤナギ林近くのカマキリ草(ヤブカラシ)では、オオカマキリの雌が見つかりました。お腹が膨らんでいました。そろそろ、産卵しそうです。
2023年10月13日昼 14時10分、気温は21.7℃
仕事の”きり”もよいので、この時期1日の内一番暖かい時間帯に、今最もクワガタが集まるほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを覗いてみました。
ポイントには殆ど夜しか行かないので、蔦の生えたクヌギを広角で初めて確認しました。
辺り一面にクヌギやコナラが生い茂っていますが、この蔦の生えたクヌギだけ、異様に黒ずんでいて他とは違う雰囲気を醸し出していました。
興味津々 近づいてみると、クワガタムシがいる気配を全く感じません。いつも(夜)なら コクワガタが群れる蔦に沿ったところにも、クワガタはおろか昆虫の姿はありません。
かろうじて、樹液を吸っているヒカゲチョウが見つかりました。
やはり、昼間にはクワガタは活動しないようです。あるいは、時期的にもういないのか?
本来はここだけを覗く予定でしたが、こうなると他のポイントも確認したくなり、第2のシラカシに向かいました。
14時30分頃、気温は22.1℃ 昆虫ウォッチングの際、薄手の長袖シャツを羽織っているだけですが、陽向に出れば暑く感じます。第2のシラカシを覗きました。
ここでも、クワガタの姿はありません。唯一 ヒゲナガトビカワゲラが木化けするかのように、木肌にとまっていました。
木肌はちょうど、黒っぽい部分と白っぽい部分が分かれた境目でしたが、トビカワゲラは自分の色に近い白っぽい部分を選んでとまっていました。自分がちゃんと見えているようです。
木を離れようとして、蜘蛛の巣に顔面から突っ込んでしまいました。慌てて後戻りしました。ジョロウグモの巣です。
大きな雌と2回りほど小さい雄がいました。雌は慌てて動き回っていましたが、雄は落ち着いていました。
つぎに 苔むしたクヌギを覗くと、オオスズメバチが10匹ほど群れていました。
樹液を仲間に口移しで分け合っている姿も確認できます。
こちらが オオスズメバチの存在に気付いて、このように1mほど離れた場所で 間合いをとってさえいれば、当然 向こう(オオスズメバチ)もこちらを意識していて、問題は生じないと思いますが、気が付かずに 傍らを通れば刺される危険度は高まります。
夏にクワガタやカブトムシが集まる木やその周囲は、この時期 要注意です。
つぎに シラカシを覗きましたが、やはりクワガタは見つかりません。
道端の菊科の花には、キタテハが数匹群れ舞っていました。
翅を羽ばたきながら、花の蜜を吸っていました。翅の表と裏では、全く色と模様が異なっています。
2023年10月13日夜 19時15分、気温は15.3℃
再び ほったらかしの森に入りました。クワガタムシが樹上で活動できる気温のボーダライン16℃を下回っていますが、ここではどうか?
蔦が生えたクヌギを覗くと、すぐにコクワガタの雄が目に入りました。クロゴキブリが横にいました。
目線より上の方を眺めても、コクワガタの雄が見つかりました。
クワガタがいつも群れている蔦に沿ったところでは、コクワガタ1匹だけ見つかりました(撮影する前に蔦の陰に隠れてしまいました)。
背面でも、コクワガタの雄が2匹見つかりました。あまり活発に動いていません。
根元付近では、小歯のノコギリクワガタが見つかりました。体は綺麗ですが、動きは緩慢で(気温のせいかもしれませんが)弱っている様子でした。
表231013-2には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
個体数はぐっと減少しましたが、夜 ここでは、まだクワガタムシが樹上で活動していました。
昆虫バカセが気温16℃以下の状況下で、樹上でクワガタを確認した少ない事例の1つです。
つづいて 第2のシラカシを覗きました。
第2のシラカシに近づいたところで、やはり今夜は クワガタの姿が確認できません。
木全体を確認しましたが、クワガタは見つかりません。
ふと 根元付近の小さな洞の中に、クワガタのお尻かもしれないフォルムが見えました。
クワガタと確信できるほど 昆虫バカセの目は良くないので、洞の中に掻きだし棒を挿入してみると、小さなコクワガタの雄が這い出てきました。
さらに気温がさがり、樹上で活動するには寒過ぎるため、洞に潜んでいたのでしょう。
ところで 今まで気が付きませんでしたが、この木もカシナガ(カシノナガキクイムシ)に犯されてるようです。洞の周囲に白い粉体が蓄積していました。
231013-3には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 苔むしたクヌギの根元付近では、昼間に群れていたオオスズメバチが、その個体数は半減したものの、まだ群れていました。
背後1mから、ヘッドライトを照らす昆虫バカセに対して、左隅の1匹は、定期的に羽ばたきをして(「これ以上は近寄るなよ」)と威嚇していました。
つづいて シラカシをのぞきました。樹液は点々と浸み出ていましたが、何も見つかりませんでした。
2023年10月16日夜 19時20分、気温は20.2℃
ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗くと、すぐにコクワガタが見つかりました。
空色で囲っている部分がコクワガタの雄、黄色で囲ってる部分はユミアシゴミムシダマシです。
後日この写真を再確認すると、右下にコクワガタの雄とユミアシゴミムシダマシがもう1匹づつ確認できました。
ユミアシゴミムシダマシは、昆虫シーズンの開幕時と閉幕時によく現れる昆虫です。昆虫シーズンがそろそろ終焉を迎えることを、この昆虫も知らせてくれます。
一番左のコクワガタの雄は、前回(13日)から見られる かなり大きな個体です。
左から2番目の雄は、やや泥にまみれた平均サイズの個体です。
左から3番目の雄は、右の大顎が根元から欠損した、10月2日にも遭遇したやや大きな個体です。
後日改めて10月2日に遭遇した個体を確認すると、こちらは左側の大顎が欠損した別個体でした。
”大顎が根元から欠損した個体は滅多に見つかることはない”と思っていたため、先入観で同一個体と思い込んでいました。
しかし、これらの2匹はどのような状況下でこうなったのでしょうか? 人為的にニッパのような工具で切断しない限り、こう(生きたままに)はならないと思いますが!
一番右の雄は、樹液にかぶりついている、小さな個体です。
一番大きな個体や右大顎が欠損した個体など、特徴を有す個体は既に殆どが顔見知りです。
まだ冬眠に入らない活動個体は、徐々に減少し限られてくるので、何となく分るようになります。コクワガタが冬眠に入るか否かは、棲みついている木の状態(樹液の浸み出具合)や個体差にも因るのでしょうか?
オアシスでは全く見つからないのに、やはり ここでは数多く見つかる理由が今一つ不明確です。
他には、蔦から顔を出す雄がいました。
蔦の下に潜んでいる雄もいました。
高いところでも、雄が這っていました。
反対側の高いところでは、雌が唯一見つかりました。
ノコギリクワガタはいないか探すと、根本付近の3日前(13日)と同じところに、雄がいました。
3日前よりさらに弱っていましたが、生きていました。
さらに 90度右の根本付近で、もう1匹ノコギリクワガタが見つかりました。
体は綺麗でしたが、既に死んでいました。しかし この個体は3日前(13日)には見つからなかったので、ここ3日間の内では 活動していたものと思われます。
表231016-2には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 9 | (1) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 第2のシラカシを巡りました。
根元の洞に、コクワガタらしきが潜んでいました。
指で操作して 外に出てもらうと、やはり小さなコクワガタの雄でした。
「またお前か 昆虫バカセ、強引なことをしやがって」とやや怒っている様子でした。
この個体も顔見知りで、3日前と同一です。
231016-3には、今夜 ここ第2シラカシに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第2 シラカシ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
つづいて 苔むしたクヌギを少し離れたところから、そっと覗くと、今夜もオオスズメバチが群れていました。なんで、ここにばかり群れるのでしょうか?
今夜はあまり威嚇してきません。オオスズメバチはこちらを顔見知りとして、覚えているのかもしれません。こちらは、みんな似たような顔なので、分りませんが。
2023年10月19日夜 18時40分頃、気温は17.3℃
日中の最高気温は26℃。それにしては、現在はややヒンヤリしています。
ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを、まず左側面から覗くと、すぐにコクワガタが見つかりました。
標準よりやや小さい雄です。
45℃ぐらい右に移動すると、似たようなサイズのコクワガタの雄が見つかりました。
つづいて正面では、目線より1mほど上にコクワガタの雄、その少し上にコクワガタの雌らしきフォルムが見つかりました。
さらに1.5mほど上の右寄りで、コクワガタの雄2匹が活動していました。
目線を下げると、蔦に沿ってやや大きめのコクワガタの雄が見え隠れしていました。体勢を変え大顎を覗かせると、右側の大顎がありません。例の顔見知りの個体です。
さらに目線をさげると 根元付近で、大きなコクワガタの雄が見つかりました。この個体も顔見知りです。
もう一度見上げると、ハグルマトモエも樹液を吸っていました。
つづいて右側面では、目線の位置で大きなコクワガタが活動していました。
目線より3mほど上でも、コクワガタの雄が見つかりました。
表231019には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
今夜はクワガタが樹上で活動する気温がボーターラインを超えている条件も加わって、ここ蔦の生えたクヌギでは10匹のコクワガタが活動していましたが、今年現時点で クワガタが見つかるのは、ほぼこのクヌギ1本に絞られてきました。
明日の夜半以降から予想される気温低下で、ここでも コクワガタ達は一気に冬眠モードに入ってしまうのか? 今年はこの木で、クワガタの見納めを迎えることは、ほぼ確実だと思います。
つづいて 私の(頭の)なかではもう終演している、団地前のクヌギに 念のため寄ってみましたが、やはり終演していました。
樹液はまだ数箇所で浸み出ていて、(写真の)正面でも樹液を吸うオオシマカラスヨトウが確認出来ますが、クワガタムシ等樹液にあつまる主要な昆虫は、もう全く見つかりませんでした。
2023年10月23日夜 18時35分、気温は14.4℃
日中の最高気温は23℃、3日前から夜間の冷え込みが激しく、昼夜の寒暖差が大きく、クワガタムシが活動するには過酷過ぎるか?
現在は、経験上 クワガタが樹上で活動する気温のボーダーライン(16℃)より1℃以上低いですが、ここならまだいるだろうと期待して、ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きました。
目線の位置で、前回(10月19日)までなら すぐにコクワガタが見つかりましたが、今夜は見つかりません。ぐるりと木を一周しても駄目でした。
背面で 上を見上げると、2匹の黒光りする陰が確認出来ましたが、両者ともクロゴキブリらしい所作を見せていました。
後ほど写真で確認し、やはりクロゴキブリでした。
こんどは左側面で 上を見上げると、目線より4mほど上の蔦の上を這う、クワガタらしきフォルムが確認できました。
携帯していた捕虫網が届かなかったため、後ほど写真で確認すると、クワガタの雌でした。
拡大すると 不鮮明ですが、全体的に丸みと光沢があります。
フォルム上はヒラタクワガタに見えますが、確証はありません。
右側面では、最近ここに棲みついているミスジマイマイが見つかりました。
表231023-1には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | (0or1) | 0 | (1or0) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
クワガタムシの個体数は4日前(19日)の10匹から、今夜1匹と激減していました。
ここ3日間は11月並の昼夜寒暖差が大きく(10℃以上あり)、さらに夜間の冷え込みによって、コクワガタは殆どが冬眠モードに入ったのかもしれません。
猛暑の今年は、その反動(の気温低下)が10月に現れ、クワガタシーズンはここ3年間で最も早く終演しそうです。
しかし この時は、つぎに訪れたクワガタ達の断末魔のオアシスで、驚きの光景を目にすることを全く予想していませんでした。
2023年10月25日夜 18時40分、気温は15.4℃
日中の最高気温は21.4℃、現在は2日前より1℃ほど高い。
クワガタはまだ樹上で活動しているのか?半信半疑の中、ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きました。
ぐるりと木を一周しても、目線の位置ではやはり もう見つかりません。樹液が浸み出ている様子はなく、醗酵臭も殆どありません。
しかし 背面で 上を見上げると、コクワガタの雄が見つかりました。普通サイズより、やや小さい個体です。
こんどは左側面で 上を見上げると、もう1匹 コクワガタの雄が見つかりました。こちらも普通サイズより、やや小さい個体です。
木を何周か回りながら、目線を下げたり上げたりしましたが、これ以上は見つかりませんでした。
表231025-1には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
昆虫バカセが、洞の中に潜んでいる個体を含まず、樹上で活動するコクワガタを確認した、最も遅い記録です。
同時に、1本の樹上でコクワガタを複数確認した、最も遅い記録です。
2023年10月25日夜 18時50分、気温は15.9℃
ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きました。
左側面、目線の位置で、コクワガタの雄が 唯一匹 見つかりました。
今年最後の1匹かもしれないこの雄は、なかなかユニークで、前足を器用に動かし、まるでパントマイムを演じているようでした。
背後で、昆虫バカセが照らすヘッドライトが眩しいだけかもしれませんが、今までこのような仕草を見せたクワガタは、いませんでした。
表231027-2には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
この後、第2のシラカシ、シラカシ、ヤナギ林などを巡りましたが、クロゴキブリ以外の昆虫は見つかりませんでした。
ただ 苔むしたクヌギで、オオシマカラスヨトウが見つかっただけでした。この蛾も6月以降コンスタントに見つかっている、棲息期間が長い昆虫です。
ここに群れていた(10月16日まで確認していた)オオスズメバチも、もういません。
虫除けスプレーを使用しなくても、蚊に刺されなくなりました。すこし寂しく感じています。
2023年11月2日夜 18時25分、気温は16.2℃
ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きました。
10月中旬までは、クワガタ達で賑わっていた 左側面、蔦に沿ったラインでも、何も見つかりません。今夜は、クロゴキブリさえ、見つかりません。
木近くの地面には、大きなノコギリクワガタの頭部が、空を見上げるように空しく転がっていました。
2023年11月5日夜 18時10分、気温は17.9℃
まず (オアシスでクワガタに出会えたので)期待して、ほったらかしの森の蔦が生えたクヌギを覗きましたが、駄目でした。
次に 駄目元で、団地前のクヌギを覗くと、右側面根元に近い部分の樹皮下で、まさに今潜もうとする(おそらく)コクワガタの前翅が見えました。
カメラを構えて しばらく待ちましたが、潜んだまま、2度と姿を見せませんでした。
2023年11月6日夜 18時40分、気温は22.1℃
ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを覗きました。
ここは ここのところ駄目続きなので、しかし 今夜は暑いので、クワガタが居るか居ないか、半信半疑でした。
正面から、木を遠巻きに右周りにグルッと一周する途中、270度付近で、「あっ、居た」と反射的に声がでました。コクワガタの雄です。
近づくと、わりと大きな雄で、全く動きません。まるで、”ダルマさんが転んだ”の逃げ子を演じているみたいです。
あまりに動かないので、気が散って 周囲を確認しようとして、私がちょっと目を離すと、急に動き出しました。
やはり、”ダルマさんが転んだ”に興じていたようです。
表231106-1には、今夜 ここほったらかしの森の蔦の生えたクヌギに集った主要な昆虫の個体数を示します。
| *場所 種類* | コ クワガタ | ノコギリ クワガタ | ヒラタ クワガタ | カブト ムシ | シラホシ ハナムグリ | カナブン | アカアシ オオアオ カミキリ | ハラビロ カマキリ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| クヌギ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ここでは、10月27日以来 確認できたコクワガタです。昆虫バカセが コクワガタを樹上で確認した最も遅い記録を、1日更新しました。
この後、第2のシラカシ、シラカシを巡りましたが、駄目でした。
さらに、昨夜のコクワガタ雌が居ないか? 念のためもう一度、クワガタ達のオアシスに向かいました。
2023年11月7日夜 18時50分、気温は19.1℃
ほったらかしの森の蔦の生えたクヌギを覗きました。
今夜は、クワガタの姿はありませんでした。
ずっとこの木に棲みついている、ミスジマイマイが見つかりました。
ここは、カタツムリが気に入るほど、湿気が多いということです。
陽が殆ど当たらない このような暗い森のクヌギでは、常識的には樹液が浸み出ず、クワガタなど樹液に集まる主要な昆虫は殆ど集まらないと考えられてきました。
しかし、ここは例外です。クワガタとカブトムシを惹き寄せる力(集虫力=集まった総数)は、ピーク時(7月28日)に35匹を数え、昆虫バカセフィールドで、シラカシについで歴代2位です。
ふと、木から1mほど離れた地面に、直径15cmほどの朽ち木が転がっていたので、そっと回転させてみると、下から、丸々と太ったカブトムシの幼虫が見つかりました。
着実に、来年夏の主役が育っていました。
このような自然に触れると癒やされます。現在の自然は維持したいと願ってやみません。
| 内容 | 2023年クワガタ躍動する秋 in昆虫バカセフィールド |
|---|---|
| Eメール | hydro-servo-k@ab.auone-net.jp |
| 作者 | 昆虫バカセ |
| 更新日 | 2023年11月10日 |